ポルトガルと日本 行ったり来たり

ポルトガルに魅了され10年以上。独立してポルトガル製品のインポーターになるほど、ポルトガルが大好きです。

象の鼻テラス特別版マルシェ「そうだ!ポルトガルへ行こう2018」を開催しました!②

11月17日土曜日、いよいよです!
横浜みなとみらい、『象の鼻テラス』で開催したイベント、「そうだ!ポルトガルへ行こう2018」の初日がやってきました。

お天気が心配でしたが、朝8時に外へ出るとそこには珍しい程の青空!☀



まるでポルトガルの透き通る青空の様です😊
心の中で、イベント関係者皆さんのこれまでの行いに感謝しました!さすがですね♪

これでお昼からのファドクルーズも一安心です。

出店者さんも集まり、11時半に予定通りイベントを開始することができました。

入口付近に設置した顔抜き写真パネル📷 予想以上にたくさんの方が顔をはめてくれました!!作ってよかった♪
今年のチラシ・ポスターはこちら!

カラフルな受付。たくさんのポルトガル関連資料も置きました。


土曜日は、実行委員メンバー以外に4人のボランティアが駆けつけてくれました。
お陰で受付もスムーズ!✨ 当日のセミナーお申込みも受け付けました。
日本ポルトガル協会の入会案内書もみんなで頑張って配りましたよ。
ポルトガルが好きでも協会の存在を知らない方が多く、ご紹介するとても良い機会になりました。

12時、ドキドキのファドクルーズ集合時間がやってきました。
どうしてドキドキかというと・・・
船の中でファド演奏・クルーズ体験・軽食を楽しんでもらう、という初めての試みだったからです。もちろん事前に打合せをしましたし、信頼しているファディスタさんとギタリストさんなので問題はないとは思っていたのですが…

参加者の皆さんも集合時刻に遅れることなくお越し頂きました!

いざ出港!


私は会場から離れられないので、あとはスタッフの皆さんにお任せして…いってらっしゃーい!!と手を振りました。気づいてもらえなかったけど😅

出港後すぐ、みなさんの楽しそうな声が聞こえてきました♪

クルーズに乗った方から写真をお借りしてご紹介しますね。

まずは横浜港をぐるり。クルーズを楽しみます。

ベイブリッジの下まで進みます
その後はみなとみらい地区の景色を楽しみました
お昼の時間なので軽食をご用意。ポルトガルのオリーブとパテ2種類。ポルトガルワインとマデイラワイン。
そして!マデイラの蜂蜜ケーキBolo de Mel特別版

蜂蜜ケーキはポルトガルマデイラ島の特産物なのですが、
私がとてもお世話になっている東京・大塚のマデイラワインを世界一揃えているバー cafe+bar Leandroさんに焼いていただきました!
オーナーのご厚意で、なんと!日本ポルトガル協会創立年1968年のマデイラワインを使用✨本当に美味しい蜂蜜ケーキで、参加者の方々から大好評でしたよ。鈴木オーナー、本当にありがとうございます!

そして、ついにファドが始まります。
今回はダブルファディスタ!津森久美子さんとMACHAKOさんが登場!

津森久美子さん

MACHAKO(浅井雅子)さん

ファドは夜のリスボンで聴くイメージがあるかもしれませんが、
哀愁がある曲だければなく明るい曲もたくさんあります。
きっと参加者の皆さんに、まだ知られていないファドの世界を紹介してくれたことだと思います。私も参加したかった~!

ご参加くださった駐日ポルトガル大使からも「まるでカーザ・デ・ファドにいるかの様だった」と嬉しいご感想いただきましたよ。

初めての試み、ファドクルーズ。
お帰りになった皆さんがとても楽しそうで心底ほっとし嬉しかったです。

最高のパフォーマンス、本当にありがとうございました!!

いつも優しく応援してくれる駐日ポルトガル大使ご夫妻と。

ファドクルーズの後は、ポルトガルのタイル「アズレーショ」の絵付け体験が始まりました。毎回大人気のアズレージョ絵付け体験。今年も満席でした♪




土曜日はペンダントを制作。皆さん真剣そのもの!

可愛いお月さま


後日、講師の廣井先生より皆さんの作品の写真をもらいました。

こちらが焼く前です。

作品は焼くため一度先生が工房に持ち帰りました。
そして出来上がったのがこちら!
色がより鮮やかに!素敵なペンダントになりました

どの作品にも温かさと優しさが感じられます😊

アズレーショが終わると、今度はマデイラワインのセミナーです。

マデイラワイン4種類をテイスティング

マデイラワインは世界三大酒精強化ワインのひとつです。
ゆーくり酸化されるので、何世紀も前に作られたワインが現在も飲めるロマンス溢れるワインなのです。

マデイラワインを現地でも手掛けている木下インターナショナルさんから、市原さんにお越し頂き、マデイラワインに特化したセミナーを行って頂きました!


マデイラワインに使われるブドウ品種やワインの製造方法など、なかなか普段は聞けないお話しだったのではないでしょうか。マデイラワインは甘くてどう飲んだらいいのかな、という印象をお持ちの方も、新しい楽しみ方を知っていただけたことだと思います。

さて、最近、ポルトガル関連の書籍が増えています。
今年販売された2冊をぜひ皆さんにご紹介したいと思っていました。
それが『ガルヴェイアスの犬』『クリスティアーノ・ロナウド 生きる神話、知られざる素顔』です。

『ガルヴェイアスの犬』の翻訳者、木下眞穂さんにお越し頂き、アットホームな雰囲気で翻訳裏話をお話し頂きました。こちらも人気で、満席でした♪



「翻訳のお仕事の重要さや大変さが知れて勉強になりました!」
「ガルヴェイアスの村を訪れたいと思う!」
と、参加後の皆さんが目をキラキラして帰られたのが印象的でした。

その後は、『クリスティアーノ・ロナウド 生きる神話、知られざる素顔』の著者竹澤哲さんによるセミナーです。皆さんもう読まれましたか?
マデイラ島の歴史やクリスチアーノ・ロナウドのご両親の話など、長年取材を続けてきた竹澤さんだからこそ書くことができた内容だと思います。イベントでは、「ロナウドはなぜポルトガルで生まれたのか」をテーマに話していただきました。

沢山のエピソードを熱心にお話しして下さいました

どのセミナーもとても充実していて、正直、私も参加したかったです。
ご参加いただいた皆さま、いかがでしたか?
ご感想お待ちしております 😊😊

この日、雑貨を販売しているアンドリーニャさんのブースで、
レアもの「 Pastéis de Belém」のエプロンを発見し、スタッフ大興奮(笑)


エプロンがあのナタの箱に入っているとこもツボです
アンドリーニャさんは、温かみのあるポルトガルの可愛い雑貨を販売されているお店です。私も以前から欲しかったマグカップを手に入れました♪

気持ちがほっこりします

土曜日のレポートはここまで。いかがでしたか。
お天気にも恵まれ、多くの方々にお越し頂きました。

日曜日のレポートはこちらをご覧ください。⇒ https://skjapanportugalsk.blogspot.com/2018/12/blog-post_2.html







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象の鼻テラス特別版マルシェ「そうだ!ポルトガルへ行こう2018」を開催しました!①

今年の秋は暖かいですね。
週末はお出かけ日和が続いていて、色々な場所でイベントが開催されどこも盛り上がっていると事かと思います。

さて、私はというと・・・
11月17日・18日に、日本ポルトガル協会象の鼻テラス共催で、
「そうだ!ポルトガルへ行こう2018」を開催致しました!

ポルトガルの美味しいものや文化を実体験できるイベントを開催したい、と
「そうだ!ポルトガルへ行こう」と名前を付けて始めたのが2016年の夏。
あれから2年と少しが経ち、今回が4回目です😊

これまで都内で1日のみ行っていましたが、
今回はご縁があって私の地元、横浜にて2日間の開催となりました。

今回ポスターに使用したポルトの写真です。6月の日本ポルトガル協会創立50周年記念の時に撮影しました!

実は2日間の規模のイベントにすることについて、私にとって、結構な挑戦でした。

仕事の片手間で準備出来る範囲を超えてしまうこと、予算も限られていること、出店して下さる方がいる以上集客だってこれまでの2倍以上していかなければならないこと…。

でも、
素敵な会場とスタッフの方に出会えて、
私にできることならお手伝いさせてください!と言ってくれる仲間がいて、
もうそろそろ開催するの?楽しみにしてるよ、と連絡をくれる方々がいました。

今年は日本ポルトガル協会の創立50周年。これまでポルトガルを日本に伝えてきてくれた先輩方たちも、色んな想いでイベントを開催してきたはずです。

日本でより多くの人にポルトガルを知ってもらうには、
少しでも規模を大きくして行かないといけないし、なりよりも継続しなければいけない!
継続は力なり!、と自分に言い聞かせ実施することを決めました。今年の6月頃のことです。

そこから実行委員メンバーを集い、会場の皆さんと打合せを開始。
出店してくださる方にもお声がけし、イベントの内容を詰めていきました。

そして出来上がったのが、こちらのスケジュール✨

11月17日・土曜日
■特別イベント・ファドクルーズ(船上でファドを楽しむ会)
ファド歌手 津森久美子さん、MACHAKO (浅井雅子)さん、ギター 稲葉光さん、ポルトガルギター 柴内貴彦さん
ポルトガルタイル「アズレージョ」ペンダント絵付け体験 講師:廣井ひとみさん
■世界で一番長命なお酒「マデイラワインセミナー」講師: 市原克人さん
■文学セミナー「『ガルヴェイアスの犬』翻訳裏話」講師:木下眞穂さん
■サッカーセミナー「ロナウドはなぜポルトガルで生まれたのか」講師:竹澤哲さん

11月18日・日曜日
■観光セミナー「ポルトガルを知り尽くしたプロ厳選スポット紹介」講師:高岡千津さん
■ワインセミナー「ポルトガルワインを知る」講師: 川西和世さん
ポルトガル音楽ファド「あなたも歌える初めてのファド♪」講師: MACHAKOさん
ポルトガルタイル「アズレージョ」コースター絵付け体験 講師:廣井ひとみさん

物販コーナー
*アール・ラモさん(雑貨)
*アンドリーニャさん(雑貨・書籍)
*オラリアスさん(陶人形)
*Sant Jordiさん(コルクバッグ)
*フィリグラーナ・コン・アモール(フィリグラーナ・ファッショングッズ)
*書籍(『TRANSIT40号ポルトガル特集』、『ガルヴェイアスの犬』、『クリスティアーノ・ロナウド 生きる神話、知られざる素顔』、『奇跡のポルトガル―ここに海おわり旅はじまる』、『ポルトガルの海 増補版』、『アソーレス、孤独の群島』、『ペドロとイネスの物語』
*缶詰・オリーブオイル・塩・はちみつなど

その他にも展示コーナーや写真コンテストを開催しました。


会場の設営様子



当日の様子は2回に分けてご報告します。

11月17日のレポートはこちら⇒https://skjapanportugalsk.blogspot.com/2018/12/blog-post_4.html
11月18日のレポートはこちら⇒https://skjapanportugalsk.blogspot.com/2018/12/blog-post_2.html



結果として、セミナーなど盛りだくさんのイベントになり、多くの方々にご来場いただきました。お越し頂いた皆様、ご協力頂いた全ての方に心から感謝しています。
そして忙しい中、サポートしてくれた実行委員メンバー、本当にありがとうございました😊😊






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ポルトガル発!世界中で人気上昇中のブランドParfois入荷しました

おはようございます。
昨日、ポルトガルより可愛いバッグやお財布が届きました✨

先日こちらでも紹介しましたが、
BUYMAにてポルトガル発のブランドを中心に販売していますが、
来週のポルトガルイベントに出品するいくつかのアイテムを入荷しました!

Parfoisの秋冬にぴったりなボルドーカラーや年間を通して使いやすいアイテムまで、
ご紹介する予定です。全て1点のみですので、気になる方はお早めにお越しください。







ヨーロッパを初め世界各国で人気沸騰中の『PARFOIS(パルフォア)』。

パルフォアは、ファストファッションブランドとして1994年にポルトガルで誕生しました。創業者マヌエラ・メデイロシュ(Manuela Medeiros)の「誰もが手に取ることができる価格で、特別な魅力あふれるアクセサリーを作りたい」をいう想いから始まりました。その想いの通りパルフォアのアイテムは、世界中の女性を魅了し現在では800店舗以上を展開する大人気ブランドになっています。

そんなParfoisのアイテムを、イベントにてご覧ください!

11月17日・18日は横浜『象の鼻テラス』にてお待ちしております♪
もちろんフィリグラーナも出店します。当日フィリグラーナのクリーニングも無料で承りますので、汚れが少し気になってきたかな、いう方は是非お持ちください!

https://www.facebook.com/events/300935880732725/

【開催日】
2018年11月17日(土)11:30~17:30
2018年11月18日(日)10:30~16:30 

【開催場所】
「象の鼻テラス ZOU-NO-HANA TERRACE 」
住所:〒231-0002 神奈川県横浜市中区海岸通1丁目
http://www.zounohana.com/

【共催】一般社団法人 日本ポルトガル協会、象の鼻テラス
【協賛】駐日ポルトガル大使館
【協力】木下インターナショナル株式会社/有限会社播磨屋/株式会社オラリアス/ポアル・アンダルス/ファド歌手 津森久美子/写真家 安森智子/写真家 金森祐子/ファド歌手 浅井雅子, ギタリスト 稲葉光, ギタリスト 柴内貴彦/フィリグラーナ・コン・アモール/アール・ラモ/アンドリーニャ/木下眞穂/高岡千津/竹澤哲/ユーフォリアファクトリー/Sant Jordi/PJパートナーズ/京浜フェリーボート(順不同)

\\ Vamos a Portugal! 2018 //
Teremos um evento de cultura portuguesa em Yokohama nos dias 17 e 18 de novembro! Entrada gratuita.
Local do evento: ZOU-NO-HANA-TERRACE
https://www.zounohana.com
Hora: 17 de novembro 11:30~17:30
18 de novembro 10:30~16:30
Irá haver lojas de produtos portugueses e várias palestras (necessária reserva e preço dependente da palestra) sobre gastronomia, cultura e turismo.
Aproveitem esta oportunidade para conhecer o país de Portugal!
Para mais informação, contacte-nos! : Email vamos.a.portugal@nippo-kyokai.org

\\ Let's go to Portugal! 2018 //
Portuguese culture event in Yokohama: Free admission!
Time: November 17 (Sat) 11:30 ~ 17:30
November 18 (Sun) 10:30 ~ 16:30
Location: ZOU-NO-HANA TERRACE
Adress: 1 chome, Kaigan-dori, Naka-ku, Yokohama, Kanagawa 231-0002, Japan
https://www.zounohana.com
How to get there: Nihon-odori Station [Minatomirai Line]
3-minute walk from Exit 1, 5-minute walk from Exit 2
There is no parking at the Terrace. Please use public transport.

With a focus on Portugal, come see wine and food vendors as well as artists and others. You can also attend several lectures (some lectures need a reservation and/or fee) on gastronomy, culture, and tourism. Take this opportunity to explore the country of Portugal!
For any further questions, please contact usvamos.a.portugal@nippo-kyokai.org



皆さまのお越しをお待ちしております!





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コルクバッグ、日本でも広がりますように。

先日もメルカード・ポルトガルさんのコラムでご紹介したコルク。
ポルトガルが誇る自然から採れる世界一✨の製品です。

11月17日・18日の象の鼻テラスでのイベント、「そうだ!ポルトガルへ行こう2018」。ポルトガルの可愛いグッズの販売を予定していますが、
本日ご紹介するMade in Portugalのアイテムは・・・コルクバッグです!




コルクと言えば、ワインの栓を思い浮かべる方が多いかと思いますが、ポルトガルはコルク生産が世界一の国なのです。なんと全世界の生産量の約52%(約31万トン)がポルトガルで作られています。驚きですよね。

コルクはコルクガシと呼ばれる木の樹皮を丁寧にはがし、加工した天然素材です。しかし!そんなコルクですが、樹皮が採れるようになるのは樹齢30年頃から、さらにその後も9年に1度しか採れないという、とーっても貴重な素材なのです。

コルクの特徴としては、

*丈夫なので持ちが良い。
*断熱に優れている。
*様々な素材に比べると軽い!

という優れた点があります。工業用に使われることが多いコルクですが、最近はファッション業界からも注目されていて、ポルトガルではコルクを使ったバッグが人気を集めています。

と、前置きが長くなりましたが、今回のイベントでは、貴重なポルトガル製コルクバッグを販売している「Sant Jordi 」さんも出店します!楽しみですね♪

何を隠そう、私もコルクバッグ愛用者です😊
今年の秋冬はあなただけのコルクバッグ、探してみませんか。

Sant Jordiさんのサイト
https://www.facebook.com/santjordi423/

11月17日・18日、2日間の出店です!
横浜象の鼻テラスにてお待ちしてます。

#そうだポルトガルへ行こう #コルクバッグ #横浜ポルトガル #横浜イベント #コルク #cork #MadeinPortugal #cortiça #Handbag




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ポルトガル雑貨のお店「アンドリーニャ」さんが可愛すぎます♪

11月17日・18日のポルトガルイベント「そうだ!ポルトガルへ行こう2018」。
皆さん、フォローして頂いていますか :)

本日のご紹介は、私も大好きなポルトガル雑貨のお店「アンドリーニャ」さんです。

ころんと手に収まる感じがとにかく可愛い!フォルミガ工房の陶器が販売される予定です♡楽しみですね。フォルミガ工房はアヴェイロ近郊にあり、19世紀から続くステンシルの技法で染付をした、アンティークやヴィンテージスタイルの陶器を作っています。

陶器の他に、アルコバサの更紗を使った布小物や、様々なポルトガル雑貨も販売されるようです!

ポルトガル手仕事のバイブル本『持ち帰りたいポルトガル:ANDORINHAとめぐる雑貨と暮らしの旅』(誠文堂新光社)の著者、矢野有貴見さんご本人が来てくれます。
本については、以前ブログでも紹介しています。こちらhttps://skjapanportugalsk.blogspot.com/2016/11/blog-post.html

買付けのお話しなど聞きながらお買い物できるかも♪楽しみですね。




アンドリーニャさんについてはこちら☟
http://www.olaportugal.net/
※実店舗は松山市三津浜の「旧濱田医院」という大正時代建物の一室で12月中にオープン予定!
http://mitsu-hamada.com/
11月17日・18日の2日間の販売です。
是非、象の鼻テラスまでお出かけください♪
イベント詳細は https://www.facebook.com/events/300935880732725/

アソ―レスチーズも、GI保護品目に!

先月、日本と欧州間のEPAの地理的表示(GI)の保護対象品目が公表されました。


EPA(経済連携協定)とは


EPA(経済連携協定)とは、国や地域間の貿易や投資の自由化・円滑化を進める協定です。

つまり貿易や企業の投資を増やして、お互いの経済を活発にしていこう、という取り決め。日欧EPAが発効されれば、域内の総人口は約6.4億人!
世界の国内総生産GDP)の約28%を占める最大級規模の経済圏が誕生することになります。


その協定の中の取り決めで今回発表されたのが、GI保護対象品目


これは、「地域の気候風土や伝統製法が育んだ農産品の名称をGIとして保護する制度」です。

例えば、今回保護対象になった「ゴルゴンゾーラ」。
今後は特定の地域で適切に製造され認証を受けたチーズ以外は、
日本でも商品にゴルゴンゾーラという名前を付けて販売してはいけなくなります。

つまり「北海道ゴルゴンゾーラ」や「ゴルゴンゾーラ風ブルーチーズ」とかも表記が禁止されます。(2017/7/22日本農業新聞より)

さらに今回の取り決めでは、EUからの輸入チーズの関税が、16年後にゼロになる方向でほぼ決定しています。


ヨーロッパはチーズ天国♪


現在、カマンベルチーズなどのソフトチーズの輸入関税は、29.8%。

つまり、単純にポルトガルから1ユーロのチーズを100個輸入した場合、
(約130円×100)+輸送料+保険料+(もしあれば加算要素)に、29.8%の関税、内国消費税(6.3%)と地方消費税(1.7%)がかかってくるのです。プラス、通関手数料がかかることも。

チーズは鮮度が大切なので、輸送料も跳ね上がります。
輸入者さんの営業コストや利益を考えると、輸入チーズが高い理由がわかりますね。

そのため消費者としてはこの関税がなくなることで、今までより手が届きやすくなると思います。が、日本の酪農家さんたちにとっては競争が増え、大変な問題なのです。

ポルトガルのアソ―レスチーズもGI保護品目に!


さて、本題です!

実はこの保護対象品目の中にポルトガルのチーズが入っていることをご存知でしょうか。

先日ポルトガルのニュースで知ったのですが、
アソーレス諸島のチーズが「ケイジョ・デ・サン・ジョルジェ Queijo de São Jorge」という名前で保護されることになったようです。

「ケイジョ・デ・サン・ジョルジェ Queijo de São Jorge」とは


Photo https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/0/0d/Sao_Jorge_Cheese.jpg

ポルトガルのアソ―レス諸島(Açores)で生産されるこのチーズ。
セミハードからハードタイプで、黄色で小さな穴が開いて少しデコボコしています。
少しだけ酸味がありますが、味わい深く私は大好きです。
ポルトガルでも人気がありますよ。

アソ―レス諸島はリスボンから約1500㎞離れた大西洋にあり、9つの島から成り立っています。ここでは、人口の2倍もの牛たちが暮らしています。放牧が盛んで、牛もストレスフリーだと言われています。

15世紀にポルトガル人が開拓してからチーズ作りは始まっていて、18世紀ころには今の製法の基礎ができていたとか。

最低3カ月間熟成することが決められています。
長ければ長いほど、味わいが深くなる…と言われることも。
ブーケの様なフルーツの様な薫りで、ほんの少しだけスパイシーな味もします。

生産されるときの大きさは比較的大きく、直径25〜35cmで高さは10〜15cm。
重さも8~12kgくらいあります。
ポルトガルのチーズっぽくないなっと思いましたが、実は18世紀頃に島に来たドイツ人からもチーズ作りを教わったとか。なるほど!

地元の人に人気のこのチーズ。
日本でもブランドが保護される!と生産者さんたちは喜んでいるとニュースで聞きました。是非、チーズ輸入者さんご検討してくださいね。

実は結構ある!保護原産地呼称(DOP)のポルトガルチーズ


色々なところでDOPが付いたチーズ名を聞くな~と思い、
実際にいくつかあるか調べてみたところ…ずらっとありました。
※Queijoはチーズで、その後に地名が続きます。

Queijo de Azeitão
Queijos da Beira Baixa
Queijo Amarelo da Beira Baixa
Queijo de Castelo Branco
Queijo Picante da Beira Baixa
Queijo de Cabra Transmontano
Queijo de Évora
Queijo de Nisa
Queijo do Pico
Queijo Rabaçal
Queijo São Jorge
Queijo Serpa
Queijo Serra da Estrela
Queijo Terrincho
Requeijão da Beira Baixa
Requeijão da Serra da Estrela
Travia da Beira Baixa

ポルトガル好きの皆さん、
お好きな地域にもDOPで保護されたチーズがあるかも?
ぜひ試してみたいですね!

なお、東京・神楽坂にあるチーズ専門店「アルパージュ」さんで、今回紹介したアソ―レス諸島のチーズ取り扱っていらっしゃいます。


世界中から輸入されている商品の数々!チーズ好きにはたまりません

「Fromagerie Alpageチーズ専門店 アルパージュ
住所:東京都新宿区神楽坂6-22
tel  03-5225-3315 fax  03-5225-3314
E-mail cheese@alpage.co.jp
http://www.alpage.co.jp/
営業時間 11:00 ~ 19:00(月~木・日祝)11:00 ~ 20:00(金・土)
※気になる方は在庫があるかはお店の方にご確認くださいね。


今回は少し長くなりましたが、また次回。


※ちなみに日本は日欧EPAにて、「神戸ビーフ」や「夕張メロン」など31品目を保護対象に挙げています。
日欧EPAについて詳しく知りたい方はこちら http://www.mofa.go.jp/mofaj/files/000270758.pdf


今日のフィリグラーナはエタニティラブ
エレガントで柔らかい雰囲気を胸元に。大人かわいいアイテムです。
















ポルトガルジュエリー・アクセサリーは、フィリグラーナ・コン・アモール


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#フィリグリー #フィリグラーナ #フィリグラーナコンアモール

後ろ姿が愛らしい猫のネックレス*マイラブ

”猫と過ごす時間は、決して無駄にならない Time spent with cats is never wasted." by Sigmund Freud

これは、19~20世紀に生きた精神医学者ジークムント・フロイトの言葉です。

手に入りそうで入らない愛らしい猫。
一緒に過ごしていると癒されたり、教えてもらったり。
自由だけど迷惑はかけない、そんな自立した生き方で多くの人に愛されていますね。

フィリグラーナ・コン・アモールの「マイラブ」は、
思わず抱きしめたくなる猫の後ろ姿をモチーフにしたネックレスです。
首輪には、綺麗に輝くキュービックジルコニアを添えていますよ。

色:ゴールド


可愛い猫のボディは、銀を約0.2mmまで引き伸ばし2本を捩ったフィリグラーナの線を使っています。光に反射するときらっと輝きます。

もちろん全て一つ一つ職人の手により生み出されているので、しっぽやボディのふくらみなどそれぞれ少しづつ異なります。まさに「マイラブ」ですね。

チェーンは、40㎝と45㎝の2段階になっています。写真は40㎝での着用です。

大ぶりのピアスやイヤリングに合わせても、バランスがいいですよ◎

くるくるっと腕に巻けば、3重ブレスレットにもなります。

とっても可愛い!と多くの方にお求め頂いております。

人気商品のため何度か再入荷しましたが、
この度生産が終了しましたので、在庫限りとなっております。
公式サイトでは、残りゴールド1点、シルバー6点です。※2017年8月15日

サイズ:約 縦2.3cm×横1.0cm
素材:
<シルバー>は、スターリングシルバー(シルバー925)
<ゴールド>は、スターリングシルバー(シルバー925・19金メッキ加工)
キュービックジルコニア
価格:シルバー \6,500+税・ゴールド \6,800+税

あなただけの「マイラブ」見つけてみませんか。
猫がお好きな方へのプレゼントにもぴったりです。
ぜひ、チェックしてみて下さいね。

公式サイト:http://www.shop.filigranacomamor.com/shopdetail/000000000059/
西武・そごうeデパートhttp://edepart.omni7.jp/detail/00100510497487000522




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訪れた町にピンを立ててみました⑩エヴォラ

のんびり綴っている「訪れた町にピンを立ててみました」シリーズ。

リスボンの後に、北に飛んでセロリコ・ダ・ベイラをご紹介しましたが、今日は再度リスボン付近に戻りたいと思います。

と言っても、本日ご紹介したいのは「エヴォラ Evora」です。



リスボンから、エヴォラまではバスでおよそ2時間弱で到着します。
バスターミナルから中心地までは、歩いて8分程かかりますが、城壁が見えてくるので迷いにくいですよ。

城壁にはpatrimónio do Estado(国家遺産)の文字が刻まれています

町に入ると小道がいくつか現れます。
白い壁と黄色く枠が塗られた窓が可愛らしいです。


真っ直ぐ進むと町の中心、ジラルド広場(Praça do Giraldo)に到着します。


今は平和なこの広場も、長い歴史の中で悲惨な出来事も多くありました。
もともとは13世紀に人々の集いの場として、城壁の外に建設され、毎週市場が開かれていたそう。その後、城壁が広がりこの広場も中に入りました。そのことで、より政治的に利用されるようになっていったそうです。

1484年にはブラガンザの公爵が、義理の兄弟でもある当時の王により打ち首にされてしまいました。その後、この広場はしばらくの間、スペインの法廷として使用されていました。200年もの間に有罪判決を下されたのは人は、22,000人以上いたそうです。

16世紀には日本から派遣された天正遣欧少年使節
彼らもこのエヴォラを訪れています。
当時13~14歳だった彼らは、どんな思いでこの広場に立ったのでしょうか。

広場のカフェでゆっくり

さて、本日エヴォラをご紹介したくなったのは、この広場のすぐ近くにあるレストランを思い出したからです。

カフ・アレンテージョ

素朴な入口ですが、中は地元の人たちで賑わっていました。

アーチの天井が素敵です
中は広くてテーブルもゆったり。
大人数でも対応してくれそうです。

ここで頂いた「ミーガス(Migas à Alentejana)」が美味しかったのです。



ミーガスとはアレンテージョ地方の郷土料理で、硬くなったパンでも柔らかく食べられるようにオリーブオイルとニンニクで味付けをしたものです。
昔はパンを毎日焼くほど裕福ではなく、一度に多めに焼いていたそう。
そのため数日たって硬くなったパンを美味しく食べられるようにできたお料理だそうです。

お肉の旨味も含まれていて、粘り気がありもちもちしています。
豚肉とオレンジが添えられていることが多く、オレンジで最後はさっぱりと食べれます。

カフェ・アレンテージョ Café-Alentejo
住所:Rua do Raimundo, 5  7000-661 Évora
サイト: http://restaurantecafealentejo.com/

良かったら参考にしてみて下さいね。

次回は、エヴォラの大聖堂やディアナ神殿をご紹介します。





今日のフィリグラーナはエレファント




ポルトガルジュエリー・アクセサリーは、フィリグラーナ・コン・アモール

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#フィリグリー #フィリグラーナ #フィリグラーナコンアモール

試してみました!「日清のどん兵衛 完熟とまと うどん」

7月31日から、日清食品さんが販売開始した

「日清のどん兵衛 完熟とまとうどん」

皆さん、もう試されましたか?

日清さんのどん兵衛はきつねうどんがロングセラーですが、
実に色々な種類があるので好きな方も多いのではないでしょうか。

今回の完熟とまと うどん
昆布とかつおのだしに「カゴメ」のトマトペーストをプラス。

「トマトのうまみが口いっぱいに広がるさっぱりとした味わいに仕上げました」
日清食品公式サイトより)とのことなので、実際私も頂いてみました!


パッケージは明るいイメージです。

そもそも、今回なぜ私が紹介しようとしているかというと…

実はこのカゴメさんのトマトペースト、ポルトガル産のトマトが使用されていると聞いたからです🍅✨

2007年からポルトガルのリバテージョ地方でトマト加工事業に進出したカゴメさん。
高品質な原料を安定的に確保するため、現地で自社工場を持ちトマトとトマト加工品の生産を行っています。

リバテージョ(Ribatejo)地方の風景


2016年3月には、カゴメアグリビジネス研究開発センターKAGOME AGRI-BUSINESS RESEARCH AND DEVELOPMENT CENTER, UNIPESSOAL LDA)を設立!
ここで世界のトマトの安定的な生産やトマト品種の開発など研究が進められているそうです。

ここで生産された商品は、95%がポルトガル国外に輸出されているようで、実はポルトガル国内ではあまり知られていません。
ポルトガル人の友達に、「日本でトマトジュースと言えばカゴメさんで、ポルトガルで生産したトマトも含まれているんだよ」というと嬉し驚かれます。

さて、今回の「日清のどん兵衛 完熟とまとうどん」ですが、
蓋を開けるとカゴメトマトペーストとかやくが別々になって入っています。



かやくをいれてお湯を注ぐこと、5分。
最後に液体つゆを混ぜるようです。

出来ました!

ふわっと昆布とかつおのだしの香りがしてきます。
その後に、トマトの酸味がさっぱりと来る感じです。

うどんにも合いますね!
ちょっと意外な組み合わだと思っていましたが、パスタよりあっさりしています。
かやくにはトマトの果肉に、ネギと揚げが入っていましたよ。

ちなみに完熟トマト約1個分のトマトペーストにはリコピンが約5.7mg含まれているそう✨女性にも嬉しい情報です。ちなみに美容効果を期待する時は、摂取目標は15㎎/日くらいらしいですよ。

日清食品さんの公式ページはこちらです。
https://www.nissin.com/jp/products/items/8089

今年は庭でもトマトがたくさん実り、大満足です🍅



ポルトガルではトマトライスも良く食卓に並びます。
今日は久々に我が家でもトマトライスにしようかな。

では、皆さま良い週末を!




今日のフィリグラーナはワンボーラ
夏は耳元を爽やかに飾って♪






ポルトガルジュエリー・アクセサリーは、フィリグラーナ・コン・アモール



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5世紀前のフィリグラーナを見るには。 in リスボン

フィリグラーナはポルトガルで受け継がれるジュエリーです。

嬉しいことに少しずつフィリグラーナに興味を持って下さる方が増え、「今度ポルトガルへ行くのだけど、昔のフィリグラーナを見てみたい」というお問合せを頂くようになりました。

そんな時に私がお薦めするのがリスボンの「国立古美術館」
ここには13世紀頃~19世紀までのジュエリーが収蔵されています。

特に17世紀前後のジュエリーの多くに、フィリグラーナの細工が施されています。

Five Centuries of Jewellery

5世紀にわたるポルトガルジュエリーについて書かれた本。
英語版を国立古美術館で購入しました。

金や銀、宝石を使った煌びやかなジュエリーからオーソドックスな作品まで紹介されています。

貴族の絵画から、当時のジュエリーを知ることができます

歴史は繰り返すのかもしれません。
今見ると新鮮なデザインがあり、とても興味深いです。

ちなみにこの国立古美術館は安土桃山時代の日本の屏風、「南蛮屏風」が多く収蔵されています。遠く離れた国で日本で作られた美術品を見る…とても特別な時間です。

★国立古美術館★
ポルトガル名:Museu Nacional de Arte Antiga
住所:R. das Janelas Verdes, 1249-017 Lisboa, Portugal
http://www.museudearteantiga.pt/


そして、最近はこちらの本からポルトガル王室について学んでいます。

ポルトガルの王妃たち

王様の栄光を支えた女性たち。
なかなか自分で調べるのは大変なので、1冊にまとまっていて嬉しいです。

フィリグラーナ・コン・アモールのコレクションは、ポルトガルの愛の物語にインスパイアされていますので、少しずつ皆さんにもお伝えできたらいいな、と思います。

王のピアスと呼ばれるデザイン。
元々のデザインは、1865~1880年頃愛されたジュエリーとして、国立古美術館に展示されています。

こちらはオーダーでイヤリングに変えさせていただきました。

ピアスはこちら http://www.shop.filigranacomamor.com/shopdetail/000000000072


それではまた次回!


今日のフィリグラーナは王のピアス
王女のピアスと同様に、昔からポルトガルで親しまれてきたデザインです。イヤリングにも変更できます。






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