5世紀前のフィリグラーナを見るには。 in リスボン
フィリグラーナはポルトガルで受け継がれるジュエリーです。
嬉しいことに少しずつフィリグラーナに興味を持って下さる方が増え、「今度ポルトガルへ行くのだけど、昔のフィリグラーナを見てみたい」というお問合せを頂くようになりました。
そんな時に私がお薦めするのがリスボンの「国立古美術館」
ここには13世紀頃~19世紀までのジュエリーが収蔵されています。
特に17世紀前後のジュエリーの多くに、フィリグラーナの細工が施されています。
Five Centuries of Jewellery |
5世紀にわたるポルトガルジュエリーについて書かれた本。
英語版を国立古美術館で購入しました。
金や銀、宝石を使った煌びやかなジュエリーからオーソドックスな作品まで紹介されています。
貴族の絵画から、当時のジュエリーを知ることができます |
歴史は繰り返すのかもしれません。
今見ると新鮮なデザインがあり、とても興味深いです。
ちなみにこの国立古美術館は安土桃山時代の日本の屏風、「南蛮屏風」が多く収蔵されています。遠く離れた国で日本で作られた美術品を見る…とても特別な時間です。
★国立古美術館★
ポルトガル名:Museu Nacional de Arte Antiga
住所:R. das Janelas Verdes, 1249-017 Lisboa, Portugal
http://www.museudearteantiga.pt/
そして、最近はこちらの本からポルトガル王室について学んでいます。
ポルトガルの王妃たち |
王様の栄光を支えた女性たち。
なかなか自分で調べるのは大変なので、1冊にまとまっていて嬉しいです。
フィリグラーナ・コン・アモールのコレクションは、ポルトガルの愛の物語にインスパイアされていますので、少しずつ皆さんにもお伝えできたらいいな、と思います。
王のピアスと呼ばれるデザイン。 元々のデザインは、1865~1880年頃愛されたジュエリーとして、国立古美術館に展示されています。 こちらはオーダーでイヤリングに変えさせていただきました。 ピアスはこちら http://www.shop.filigranacomamor.com/shopdetail/000000000072 |
それではまた次回!
今日のフィリグラーナは王のピアス
王女のピアスと同様に、昔からポルトガルで親しまれてきたデザインです。イヤリングにも変更できます。
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