象の鼻テラス特別版マルシェ「そうだ!ポルトガルへ行こう2018」を開催しました!③
横浜みなとみらい、『象の鼻テラス』で開催したイベント、「そうだ!ポルトガルへ行こう2018」2日目。日曜日は10:30からの開催しました!日曜日も2人のボランティアメンバーが駆けつけてくれました♪
この日も気持ちよく晴れてくれました☀
そしてマーチングバンドのイベントが会場のすぐ近くの広場で開催されたため、
とっても多くのお客さんがいらっしゃいました。
民族衣装に身を包んだ可愛いスタッフ♪ |
日曜日は午前中に「観光セミナー」を開催しました。
長年ポルトガル関連のお仕事に携われ、リスボンにも在住経験のあるAicep(ポルトガル投資貿易振興庁)の高岡さんにお話しして頂きました。
40名以上の方が参加しました! |
ポルトガルに興味のある方々が集まってくれました😊
年末や来年、ご旅行を計画されている方もいらっしゃり、真剣なまなざしで聞き入る方も✨嬉しいですね。ポルトガルで実際に楽しい時間を過ごしてきてほしいです。
ポルトガルでの思い出を語る会、とかできたら楽しそう。
セミナーの後はポルトガル製品を見たり、展示コーナーに立ち寄っていただきました。
今回、初出店のSant Jordさんはコルク製品のお店です。
ポルトガルのコルク製品がずらり! |
カラフルで可愛いがま口小物入れ |
コルク生産量、世界一のポルトガル。
コルクガシの樹皮を丁寧にはがし加工した天然素材のコルクですが、軽くて丈夫なことから近年はファッションにも取り入れられています。
コルク樹皮は、コルクガシが樹齢30年以上になってからしか採ることができません。
さらにその後も9年に1度しか採ることができないと法律で定められている、大変貴重な素材なのです。
今回はコルクについての展示コーナーも作り、ご紹介しました。
コルク展示コーナー |
シャンパンのコルク栓で作ってもらった可愛い子たち |
コルクの展示コーナーの隣は、ワインコーナー。
ポルトガルワインの種類を生産地別に紹介。ワイン関連の仕事をしているメンバーが制作しただけあり、クオリティーの高い内容です。
ワインの空き瓶も展示。マデイラワイン1850年! |
ポルトガルと言えばワイン。大事な文化のひとつです。
ボトルに番号を貼り、産地の説明文や地図に結び付けて見てもらいました✨
この番号シールもアズレージョ模様でお洒落!
事情があって今回はボトル販売や試飲などは残念ながらできませんでしたが、ポルトガルのワインを飲んでみたかった!というお声をたくさん頂きました。
そうですよね…次回に向けてまた案を考えていきたいと思います。
午後にはポルトガルワインをテイスティングしながら学べる「ポルトガルワインセミナー
を開催。長年ポルトガルワイン輸入を手掛けている播磨屋さんより、代表の川西さんにポルトガルワインについてお話しして頂きました。テイスティングにはこれまた由緒ある超老舗Real Companhia Velha社のワインをご用意。赤・白・ポートの計5種類をご紹介して頂きました✨写真が今のところないので、もしお持ちの方、頂けると嬉しいです😊
さて、もうひとつ、展示コーナーでご紹介したのが今年世界遺産に登録された「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」について。ポルトガル語学科の学生さんと長崎出身でポルトガルに在住経験のあるメンバーが制作しました!
地図付きで分かりやすく説明! |
立ち止まって興味深く読んでいる方がたくさんいらっしゃいました。
私もぜひ訪れてみたい場所なので、この資料を見て興味を持ってくれる人が増えたら嬉しいなと思います。
展示コーナーの近くには図書コーナーも作りました。
ポルトガル関連の書籍、手に取って読んでいただけたでしょうか。旅行関連の本だけではなく文学や文化の紹介など、様々な分野の書籍を置いてみました。
図書コーナーの近くでは、
MACHAKOさんのファドレッスンも開催しました♪
突然聞こえてきた生歌に、会場に来ているお客様も興味津々!
生徒さんも恥ずかしがることなく歌われていました♬
さらにこの日もアズレージョ絵付け体験を開催しました。
2日目はコースター作りです♪イニシャルを基本に、思い思いのまま絵付けをしてもらいました。
こちらが絵付け直後 |
焼きあがると鮮やかな色合いに♡
毎日使うたびに気分が楽しくなりそうです。
素敵なポルトガルタイル「アズレージョ」
絵付け体験の他にも雑貨を色々とご紹介してくれたアール・ラモさんにて販売もありました。ザビエル柄も!
私の好きなコニンブリガの柄もありました!可愛い~! |
そして、そのお隣では珍しいポルトガルの陶人形を輸入されているオラリアさん!
昨年に引き続き今年もご出店して下さいました。
クリスマスをテーマにしたお人形さんも多数! |
表情が一つずつ違うので、どの子にしようか迷っているお客さんもちらほら。
表情を見ていると作家さんが吹き込んだ人形への想いが伝わってくる気がします。
この子達!とても可愛いです♡ |
私は、受付付近のブースでの販売でした。
フィリグラーナをはじめ、Parfoisのバッグやお財布、ポルトガルの缶詰やお塩・蜂蜜などの食品、書籍を販売しました。
フィリグラーナとファッショングッズ |
委託販売で取り扱いさせて頂いた食品 |
TRANSIT40号!ポルトガル好きの方は既にお持ちの様子でしたが・・・改めて内容の濃い1冊です。こちらも委託販売です。 |
全てお勧め!の書籍です。こちらも委託販売で取り扱いしました。 |
『ガルヴェイアスの犬』は、数量限定でペイショットさんの直筆サイン入りも販売しました。サイン入りはすぐ完売!皆さん良くご存知です♪
インターネットで色々な情報が見つかる時代ですが、やはりしっかり作られた書籍は内容の深さが違います。一度読んだとしても、時間が経ってから読み返すと、また違った味が出てきたり気づきがあったり…最初はあまりしっくりこなかったことが、すとんと心に落ちてきたり…。そんな本にたくさん出会えたら、人生もっと豊かになれますよね。
もっともっと、ご来場の皆さんにお勧めしたかったです。
イベントの最後は、今回初めて開催した「写真コンテスト」の表彰式を行いました。
Facebookで運営しているページ「そうだ!ポルトガルへ行こう」は、現在メンバー数が550名以上になりましたが、日々、皆さんがポルトガルの素敵な写真を投稿してくださいます。そんな様子を見ていて、せっかくだからもっとイベントを参加型にできれば!と実行委員メンバーの中で相談してきました。
それが今回の写真コンテスト開催に繋がりました。
応募期間は約3週間でしたが、合計53名の方に120枚以上のお写真ご応募いただきました!
長年ポルトガルを撮影してきた写真家の安森智子さんと金森祐子さん、そして日本ポルトガル協会、四宮会長を審査員に迎え、写真の出来栄え、テーマ性と撮影時の背景、ポルトガルらしさとその魅力、SNSでのエンゲージメント数を考慮に入れ、厳正な審査を行いました。
〜コンテスト結果〜
最優秀賞 ペンネーム YUKA
「ポンテ・デ・リマで忘れられないひととき 」
賞品 JTB旅行券3万円分
優秀賞 ペンネーム フナムシ
「リスボン大聖堂と市電 」
賞品 すず皿(大)
奨励賞 ペンネームぐみ
「テンション高めの年越イベント」
フィリグラーナペンダント
入賞 ペンネーム 働くなまけもの
「17.2km」「異国情緒」
すず皿(中)と缶詰セット
最優秀賞 受賞者からいただいたコメントをご紹介します😊
「今回は最優秀賞に選んでいただきありがとうございます。今年の7月までポルトに留学していて、ポンテデリマに日帰り旅行した際に撮った写真です。この時に見た空と川に映る景色は今まで見た景色の中で一番きれいで、すごくお気に入りの写真です。その写真が今回選ばれてとても嬉しいです。ありがとうございました。」
表彰式の様子。つたない司会でしたが受賞者の方々を紹介させて頂きました。写真左側に座っているのが審査員です。 |
多くの方にご自身の傑作をご応募いただき、非常に難しい審査となりましたが、皆さまのおかげコンテストが大変盛り上がりました!
ご応募いただいた皆さま本当にありがとうございました!!ご応募して頂いた写真は全てインスタグラムのイベントページにてご覧いただけます。
https://www.instagram.com/souda_portugal/
2日間の開催で、セミナーなどにご参加して頂いた方は約150名。
ご来場者の方の人数は…正確には分かりませんが1500人以上はいらっしゃったかと思います。これまでよりも規模を大きくして、日本ポルトガル協会の会員さんにもそうでない方にも、ポルトガルを知ってもらう機会になったとしたら、私は本当に嬉しいです。
準備から当日の運営まで、至らない点が多かったと思います。
全ての方へ充分なご連絡をできていなかった事、お問い合わせへのお返事に時間がかかった事、いくつかの企画を途中で変更せざるを得なかった事…。
反省すべき点はいくつもありますが、実行委員メンバーや会場のスタッフの方々、出店者やセミナーを担当して下さった皆さま、そして当日ご参加しイベントを盛り上げて下さった皆さま、全ての方のご協力があり「そうだ!ポルトガルへ行こう2018」を開催することができました。日本ポルトガル協会の創立50周年記念イベントとして、これまで以上の規模で開催出来たことに感謝し、これを機会に今後更に充実した内容にして行きたいと思います。
当日、お声をかけて下さった方、終始バタバタとしてゆっくりお話しが出来ず申し訳ございませんでした。イベントで皆さんに優しく声をかけて頂けることは、本当に私の励みになっています。そして、笑顔で楽しそうに参加して下さる方を見るたびに、イベントを開催して良かった、と心から思います。
また、来年、「そうだ!ポルトガルへ行こう」にて皆さまにお会い出来ますことを、心より楽しみにお待ちしております。
ご協力頂いたスタッフ全員で撮ることはできませんでしたが、最後の最後に気づいて撮影したグループ写真です。 |
ご興味ある方は、Facebookのグループページにご参加ください。
https://www.facebook.com/groups/vamosportugal/
土曜日のレポートはこちらをご覧ください。⇒ https://skjapanportugalsk.blogspot.com/2018/12/blog-post_4.html