ポルトガルをテーマにした小説・映画
明日から9月ですね。
みなさん、夏を満喫されましたか?
ポルトガルでは多くの人が夏に長いお休みを取りますが、
この時期、ビーチはたくさんの人であふれ各々のんびりと過ごしています。
ごろんと寝たり、本を読んでみたり、マリンスポーツを楽しんでみたり。。
今月は何かと外に出ることが多かったので、
私もポルトガルのビーチでの時間を思い出し、8月最後の日曜日はゆっくりと過ごそうと思っていました。
昨日ポルトガル料理教室に参加させてもらったのですが、
その時に話題に出た「リスボンに誘われて」という映画が気になり、原作を読み始めました。
原作は「リスボンへの夜行列車(原題:Night train to Lisbon)という全世界で400万部を突破したベストセラーで、スイス人作家パステル・メルシエの作品です。
本物の人生を生きようとする真っ直ぐなポルトガル人の青年の自伝に、これまで誠実に生きながらも大きな冒険をしてこなかった初老のスイス人教師が魅了され、気付くとリスボンに降り立っている・・・
いつもはビジネス本ばかりを手にしてしまう私ですが、久しぶりに小説にはまりそうです。
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映画は9月13日ロードショーです。
”本物の人生を生きる”って、難しいですよね。
日本では自分が辛いと思うことでも、耐えてやり抜くことが成果につながり美徳とされます。
石の上にも三年ですね。はたまた他の国では、自分の苦手分野は人に任せ得意分野をすることが利口だと言われます。
現代人はそんな色んな周りの環境に左右されやすいですが、
この小説はふと、”自分は何によって幸せを感じるのか”を思い出させてくれる気がします。
まだ半分くらい。これからじっくり読んでいきます。もうすぐ秋ですから、小説を楽しむのもありですね。