イギリスへ渡ったポルトガル人のお姫様と紅茶のお話
La Brasserie 帝国ホテル ワインと美食の夕べ ポルトガル紀行に行ってきました
帝国ホテルタワー地下1階
1-1, Uchisaiwaicho 1-chome, Chiyoda-ku, Tokyo 100-8558
Imperial Hotel, Tokyo, Tower Bldg., LL1
日本ポルトガル協会ってご存知ですか?
ポルトガルに興味をお持ちの皆さま。
日本ポルトガル協会ってご存知ですか?
「聞いたことはあるけど、どんな活動をしているかはあまり知らないなぁ」
「なんだか敷居が高そう…」
と思われている方が多いかと思います。
普段事務局でお手伝している身として、今日は日本ポルトガル協会について簡単にご紹介したいと思います。
日本ポルトガル協会の創立
©一般社団法人日本ポルトガル協会 http://nippo-kyokai.org/ |
日本ポルトガル協会は、日本とポルトガル両国交流の基盤となるべく団体として1968年5月に設立されました。初代会長には元三井銀行社長の柳満珠雄氏が就任し、協会の積極的な活動が始まりました。
実はこの時期の理事には、大佛次郎や井上靖、遠藤周作など文化面でもそうそうたるメンバーが揃っていました。遠藤周作とポルトガルについては、昨年話題になった映画『沈黙』で知っている方も多いのではないでしょうか。当時の駐日大使であったアルマンド・マルチンス博士が日本文学に精通していたため、このような有名な作家さんが名を連ねたそうです。
また、柳会長は日本とポルトガル両国関係の長い歴史を思い、全国のポルトガルゆかりの地と協力し合い、各協会設立にも努められました。今でも、その輪はしっかりと根付いていますが、特にこの活動は後に多くの姉妹都市を生み出すことに繋がりました。
大阪万博が開催された1970年には、ファドの女王アマリア・ロドリゲスの初来日やコインブラ大学の合唱団公演、ベンフィカと日本選抜チームの親善試合などなど、協会創立後すぐに盛り沢山のイベントがありました。このようなイベントに積極的に協力し、両国交流の基盤を築いたことは、とても素晴らしいことだと思います。
その後も、政治・経済・文化面と様々な活動に関わりながら協会は発展してきました。
今では多くの会員さんから構成される協会になり、ポルトガルに興味のある方々が集まることにより、両国交流をさらに活発にしています。具体的には大使とのお食事会や演奏会、気軽に楽しめるイベントなどを開催したりポルトガル関連情報を発信したり、そんな活動をしています。
「日本とポルトガル両国交流の基盤となるべく団体」を目指したその姿は、多くの方の献身的な協力のもと、しっかりと続いているのです✨
昨年、日本ポルトガル協会は創立50周年を迎えました♪
さて、2018年に日本ポルトガル協会は創立50周年を迎えました。
特別ポルトガル旅行をはじめ、昨年はたくさんのイベントを開催し盛り上がりました!
怒涛の1年でしたが今思い返せば良い思いで💛です。
ポルトガルの人気ぶりはここ数年、右肩上がり😍
2017年には外国人訪問者数が1,270万人を超えました!日本は2017年に2,869万人強なので、国土が日本の4分の1のポルトガルにこれほどの人が訪れているとは…凄いですね!
日本でも注目されるポルトガル。
創立51年目となる今年も、色々な方面からポルトガルをご紹介していきたいと思っています。
日本とポルトガルの姉妹都市
せっかくなので、両国の姉妹都市をご紹介します。
各都市で様々な交流がされています。
レイリアLeiria*徳島市 (1969年10月15日)
ポルトPorto*長崎市 (1976年8年5月26日)
アヴェイロAveiro*大分市 (1978年10月10日)
カスカイスCascais *熱海市 (1990年7月2日)
ヴィラ・ド・ビスポVila do Bispo*西之表市 (1993年10月1日)
シントラSintra*大村市 (1997年8月21日)
アブランテスAbrantes*人吉市 (2009年9月24日)
ナザレNazaré*逗子市 (2004年7月)※国際友好都市です
各地の交流が今後も増えていく事を願っています。
日本ポルトガル協会の活動をもっと知りたい方は、是非こちらもご覧ください。
http://nippo-kyokai.org/
インスタ始めました。
個人のインスタアカウントを作りました😊
ポルトガルでの生活で見つけた素敵な場所やものを,忘れないように投稿していきたいと思います。
フィリグラーナ・コン・アモールのアカウントも今まで通り続けていますので、そちらものぞいてくださいね。
ピュア リングを入荷しました
こんにちは!さちこです。
フィリグラーナ・コン・アモールを立ち上げて4年目の春です。
ブランドを1から作ることは初めての経験で、最初の2~3年までは手探り状態が続いてました。ようやく昨年になって、スムーズにオーダーが流れるように。ポルトガルの職人さんたちとも信頼関係を築けてきたなぁと感じるこの頃です。
今年からは、4月・10月に新商品をご紹介できるように動いています。
春の新商品はあと2週間程で到着予定ですが、
淡水パールとキュービックジルコニアの付いたリングが一足先に到着しました。
優しい雰囲気で女性の指元を美しく見せてくれるリングです。
側面にはシルバー925の刻印が入っています。フリーサイズです。
早速、商品ページも作りました。
良かったらのぞいてみて下さいね!
ポルトガルに大きな影響を与えたイギリス出身の王妃
これまでにメルカード・ポルトガルさんのコラムにて、
ポルトガルについて色々な視点から綴ってきました。
2019年が始まった今月は、新しい挑戦として、
コラムにて「王妃シリーズ」と題してポルトガル王妃やヨーロッパの王室に嫁いだポルトガル人の王女を中心にご紹介していきたいと思っています。
煌びやかで華やかな世界を思わせるヨーロッパの王室ですが、私たちが想像できる範囲をはるかに超えた苦労が彼女たちにはあった事でしょう。そんな環境の中で、陰で王室を支え時には歴史を動かした、強く生きた女性たちを紹介できたらいいなと思います。
第一回目は、イギリスからポルトガル王室に嫁いだフィリパ・デ・ランカストレについてです。彼女がいなければポルトガルの大航海時代がなかったかもしれない、とも思われる程の人物です。
ポルトの有名なサンベント駅にあるアズレージョにも、ジョアン1世とフィリッパ王妃の結婚式の様子が描かれています。
老舗ジュエリーブランド・エレウテリオの工房より
昨日、老舗ジュエリーブランド「エレウテリオEleuterio」との打ち合わせがありました。
エレウテリオの工房とオフィスは、トラヴァッソシュ(Travassos)というポルトガルの北部の村にあります。とってものどかなところで、自然の恵みを体で吸収できるような環境です。
フィリグラーナ・コン・アモールの工房も同じような環境にありますが、
芸術的な作品を創り出すには自然が身近にあることが必要なことなのかもしれません。
オフィスの中のショールームには、
エレウテリオの歴史を知ることができる大事な史料が展示されています。
フィリグラーナの線の細さなどディテールが書かれています。いわばジュエリーのレシピ本 |
ポルトガルのジュエラーはそれぞれが国から認められたマークを持っています。
エレウテリオのマークがこちらです。
ポルトガル国内で販売されるジュエリーには必ずこのマークが刻印されています。
以前、使用されていた職人の机。当時の新聞がその時の流れを物語っています。
ジュエリー(金銀細工)の守護聖人Saint Eloy(Saint Eligius)。
新しいコレクションも制作中で、その他の色々な取り組みも始まっています。
フィリグラーナの老舗ジュエラーらしく、常に前へ進む姿勢に刺激をもらいました。
エレウテリオはBUYMAにて販売しています。
是非、こちらをのぞいてみて下さいね。
それでは、よい週末を!
クリスマス飾り、プレゼピオ
今日も引き続き、メルカード・ポルトガルさんで連載しているコラムのご紹介です。
ポルトガルでは、クリスマスに「プレゼピオ(Presépio)」というお人形が飾られます。
ポルトガルのお家では最近はクリスマスツリーを飾ることも多いですが、伝統的にはこの「プレゼピオ(Presépio)」が大事にされています。
日本のクリスマスでは馴染みのないプレゼピオ。初めて見た時は、とても素朴な飾り物だなぁと思ったものです。プレゼピオは、イエスの誕生の様子を表しています。日本には雛人形がありますが、それよりも宗教色が強いお人形飾りです。昔(平安時代の頃)は、お雛様も宗教的・神事的意味合いを持っていたそうですが、現在は女の子の成長を願う意味の方が大きいかと思います。
ポルトガルの運命を決めた、アルジュバロータの戦い
どんな国にも歴史上の中で、その後の世の中に大きな影響を与えた出来事があります。
『その時歴史は動いた』という歴史番組が、以前NHKで放送されていました。結構好きでよく見ていました。
ポルトガルの歴史の中で正に『その時歴史は動いた』と言える出来事があります。
それが、アルジュバロータの戦い(Batalha de Aljubarrota)です。